静岡茶の発祥は鎌倉時代に聖一国師が中国すなわち当時の宋から持ち帰ったお茶の種を静岡市郊外の現在の駿河区足久保に蒔いたのが始まりとされています。その後茶畑は県内に徐々に増えて明治以降、牧之原などで旧幕府の士族や川越の人足らにより開拓が進み、飛躍的に茶畑の栽培面積を拡大してきました。現在では東は沼津方面から西では浜松市付近まで北は長野県境まで、広く茶が栽培されています。今でも押しも押されぬ緑茶の大産地です。令和6年度は荒茶を25,800トン生産しています。また静岡県は全国のお茶の集積地としての役割やお茶の情報の重要な発信地でもあります。

日本茶業体制強化推進協議会で制作しました。映像は、鹿児島県、京都府、静岡県、埼玉県の茶産地としての紹介及びその4府県の主たる茶産地4~5箇所の状況をフルハイビジョン画質で撮影したもので構成しました。英語でのナレーション、日英語での字幕付きとしました。その中の当店の仕入れ地の静岡県の産地紹介です。