当店の煎茶は業務用から家庭用の上級品までほとんど静岡県掛川市産の「深蒸し茶」を原料に使用しています。湯飲みに出した時の色も濃く出て、差しの効く風味豊かなお茶です。お客様に当店のお茶を飲んでいただいて、また健康の面でも貢献できればこの上ない幸せです。そして40年以上に渡って店頭販売と外での営業をしてきた実績があり、掛川茶の通販も2006年からWEBサイトで全国対応で行っております。2011年1月12日にはNHKの番組「ためしてガッテン」で掛川茶の「深蒸し茶」が健康に対してどんな風に良いか、製法の特徴や味の面でも大々的に取り上げられました。今後ご期待に添えるような品質の維持と管理に十分注意をはらって行きたいと思います。
静岡県には各地域に特徴有る優良のお茶の産地が沢山あります。その中でも「深蒸し茶」と云えば掛川市が質量共に圧倒的に群を抜いています。掛川市の「深蒸し茶」は全国の品評会で農林水産大臣賞を何回も受賞している“安定した優秀なお茶”の産地です。日本一の生産量を誇る静岡県の中でも1割くらいの生産量を上げています。当店では今を去る40年ほど前に創業者が、その掛川の温暖な自然環境と茶の徹底した肥培管理による茶葉の力強さとコクのある飲み口に惚れ込んで掛川茶の仕入を徐々に増やして販売するようになり、現在では茶葉の9割以上が掛川産になっています。店舗と外商とWEB販売で全国に販売させていただいています
掛川市は比較的新しい地質の地域から北部のきわめて古い地質の地域まで含まれていて各地域で特徴有るお茶が生産されています。ちなみに新しい地域で数百万年前~、古い地域で5200~3200万年前の地層になります。掛川市はほぼ我が国の真ん中に位置し、気候は温暖で年間平均気温は約15~16℃とお茶の栽培には最適な自然環境です。年間の降雨量は2000mm前後有り、冬期の降雪はまれです。掛川市のお茶の栽培は明治以降盛んになりました。温暖な気候と肥沃な土壌と十分な肥培管理により、安定した深蒸し製法のお茶(深蒸し茶)に適した葉肉の厚い味の濃いお茶が生産されています。平地から山間地まで地形的に変化に富み、いろんな製造方法によるいろいろな種類のお茶が生産されています。