合資会社 静岡園

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荒茶の製造工程

出来上がった荒茶
お茶は農家が栽培と摘採から製造加工まで行っていると思われる方が多いと思いますが、実際は分業で行われている場合がほとんどです。農家が茶葉を栽培生産し、摘採して自園か組合などの製茶工場で荒茶の段階まで加工します。荒茶は仕上げする前の第一段階のお茶です。その荒茶を仕上げ業者が仕入れて仕上げ製造ラインで粉や棒茶など余分な物を取り除いて見た目もきれいにして火入れ(乾燥)し、ようやく市販のお茶になります。荒茶はまだ生まれたての青々しい生の香りの強いお茶です。摘んだばかりの茶葉が加工の工程によってどのように変化していくかをご覧下さい。左の写真は出来上がった荒茶です。荒茶を細かく仕分けると「本茶」、「アタマ」、「棒」、「粉」、「泥粉」などになります。水分は5%位あり長期の保存には適しません。そのためこの荒茶を原料にして仕上げ加工します。
荒茶の製造工程 1摘採 2集積 3成分分析 4コンテナ 5蒸熱 6葉打 7粗揉 8揉捻 9中揉 10精揉 11乾燥機 12荒茶
蒸熱器

蒸熱機の中に摘採した生葉を入れ、発酵を止めるために普通蒸し煎茶で30~40秒蒸します 。

粗揉機

熱風を送りながら蒸した茶葉の水分を減らしながら揉みながら形をつけていく最初の工程です。

揉捻機

揉捻は粗揉の揉み不足と乾燥のムラを補い茶葉の水分を均一にして茶葉によれ形をつける。

中揉機

中揉の目的は、精揉機に適した中火茶を作るために行う工程で、茶葉の含水率を32~35%になるようにします。

精揉機

精揉機でさらに形を整え、茶葉の水分量を75%程度まで取り、形状を整えて光沢を出す工程です。

蒸熱器の茶葉

蒸熱器の茶葉

揉捻工程の茶葉

粗揉工程の茶葉

粗揉工程の茶葉

揉捻工程の茶葉

中揉工程の茶葉

中揉工程の茶葉

精揉工程の茶葉

精揉工程の茶葉

仕上げ茶工程

製品としてのお茶
次に上記で出来た荒茶を使用して加工を行います。荒茶の仕上げ(再製)加工業者が行う仕上げ作業とは、一口で言うと荒茶を商品化する工程です。荒茶は形が不揃いで摘採したお茶の全部の部分(木茎、粉、芽)が入っています。含水量も多くて青臭くて痛みやすく長期保存が効かない原料茶葉です。そこで仕上げ工程でお茶に保存性を持たせつつお茶の風味や香りを向上させます。その仕上げ工程には火入れ工程や篩い分け、選別(粉や木茎の分離)、最後に合組作業があります。そうして初めて製品としてのお茶になります。選別の過程で出た粉や茎は「出物」といわれています。
仕上げ茶工程 1火入れ 2篩分け・切断 3選別・木茎分離 4合組 
自動乾燥機

熱風が送られる乾燥室のなかを打ち抜き鉄板のベルトを移動させて乾燥と火入れを自動的に行う機械で省力化の為に有効です。

廻し篩機と切断機

廻し篩機は茶の長さを揃えたり粉を取り除く事が出来ます。篩分けによって選別された大きい茶葉は切断機によって小形に切断される。

色彩選別機

文字通り色によって本茶と木茎、黄葉などに選別します。圧縮空気を使用するので重さ乾燥具合に関係なく精度の高い選別が出来ます。

遠赤外線火入機

茶を火入れすることで火入れ特有の香ばしい香りが発揚することで付加価値が高まります。火入れ技術は茶の仕上げ工程でも最も重要です。

合組機

茶の合組は仕上げ直前に荒茶の品種や産地と品質特性、生産時期と価格の関係などを勘案してブレンドします。

製茶工場内部の仕上げラインの写真

上記の機械が仕上げラインに設置されて流れの中で荒茶が仕上げられていきます。

仕上げ工場内部

当店委託仕上げ工場内部

仕上げ工場内部

当店委託仕上げ工場内部

仕上げ工場内部

当店委託仕上げ工場内部

仕上げ工場内部

当店委託仕上げ工場内部

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