特に高級茶を淹れて飲むときに液の表面に白っぽい「ほこり」のような細かい物が浮いている事があります。これはお茶の新芽(若葉)の裏側に生えているうぶ毛で専門的には「毛茸(もうじ)」と呼ばれています。 この毛茸は幼い葉を保護するような役割が有り、成長するにつれて葉が硬くなると次第になくなります。従って湯飲みに沢山これが目に付けば、上等な新芽(若葉)を多く使用しているお茶を飲んでいる事になり、 つまりうま味がたっぷり含まれているおいしいお茶を飲んでいる事になります。写真でご確認ください。
※下の写真は顕微鏡で撮影した物です。特に下段の写真は毛茸がよく分かります。
茶葉の縁に特有のギザギザが有ります。
茶葉の葉脈もはっきり見えています。
芯の左側には毛茸がうっすら見えています
茶葉の縁に特有のギザギザが有ります。
茶葉の葉脈もはっきり見えています。
よく見ると裏側に毛のような物が見えます。