掛川茶とは
静岡県には各地域に特徴有る優良のお茶の産地があります。その中でも深蒸し茶と云えば掛川市が圧倒的に群を抜いています。掛川市の深蒸し茶は全国の品評会で農林水産大臣賞を何回も受賞した“安定した優秀なお茶”の産地です。当店では今を去る30年数年ほど前に先代の社長がその掛川茶の自然環境と茶葉の力強さとコクのある味に惚れ込んで掛川茶を仕入て販売するようになりました。以来店頭と外商で掛川茶を旗印に販売して参りました。さらに2007年からWEBSHOPでも全国に広く通販しています。
左記のデータはちょっと見づらくて恐縮ですが、気象庁発表の抜粋ですが、掛川市のデータがないので隣接する菊川市のデータを参照にさせていただきます。冬期も最低気温が氷点下にはなっていません。降雪はほとんどありません。静岡県下でも温暖な気候で有ることがよく分かると思います。茶の樹は冬期の寒さと干ばつに割と弱い植物です。
掛川市は比較的新しい地質の地域から北部のきわめて古い地質の地域まで含まれていて各地域で特徴有るお茶が生産されています。ちなみに新しい地域で1800万年前〜、古い地域で5200〜3200万年前の地層になります。掛川市はほぼ我が国の真ん中に位置し、気候は温暖で年間平均気温は約15〜16℃とお茶の栽培には最適な自然環境です。年間の降雨量は2000mm前後有り、冬期の降雪はまれです。掛川市のお茶の栽培は明治以降盛んになりました。温暖な気候と肥沃な土壌と十分な肥培管理により、安定した深蒸し製法のお茶(深蒸し茶)に適した葉肉の厚い味の濃いお茶が生産されています。平地から山間地まで地形的に変化に富み、いろんな製造方法によるいろいろな種類のお茶が生産されています。
写真左は北部の原泉地区、中と右は東部の日坂地区です。5月初旬の新茶期ショットです。
写真左は東部の日坂地区、中は東部の東山地区です。左は今人気の被せ茶の茶畑です。
左の写真は東山茶業組合の付近、中央は富士東製茶付近の遠景です。
当社の加工委託茶工場の外観と内部の仕上げ茶製造機械と保管用の冷蔵倉庫の内部です。
工場内は温度・湿度が管理されています。コンピュータ管理の自動化された冷蔵倉庫です。
JA掛川市緑茶加工部 事務所、仕上げ工場、袋詰め、電子制御冷蔵庫完備一体建物 自動仕上げ機2ライン 生産能力日量5000kg、先火、後火両用で業界初の除湿、加湿による年間一定の湿度維持機能有り。4層建の立体冷蔵庫でコンピュータ管理で無人化強力集塵装置(10台)と自力窒素ガス発生装置やロボット搬送による省力化しています。
制作した映像は、鹿児島県、京都府、静岡県、埼玉県の茶産地としての紹介及びその4府県の主たる茶産地4〜5箇所をフルハイビジョン画質で撮影し、英語でのナレーション、日英語での字幕をつけた映像作品として構成しました。この映像は弊店主力仕入れ産地の掛川茶のVIDEOです。掛川茶の魅力を感じていただけるものと思います。制作は日本茶業体制強化推進協議会です。