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おいしいお茶を通してお客様の心身共の健康に役立ちたいと思います

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お茶の管理とはdetail

茶園管理の年間作業はチャの生育サイクルに従って行います。チャは春になり気温の高い日が続くと、長い冬眠から目覚めて「萌芽」が始まります。 早生の品種は3月中旬から、中生種は4月初旬に萌芽が始まり、2週間後に新葉が開き、それから5日に一葉程度、開葉していきます。 新葉が4〜5枚開いた時から摘採の作業が始まります。そして大体9月くらいまで3回くらいの摘採が行われます。 その年の最初の新芽を摘採してから暫く期間をおくと残った葉の付け根にある「側芽」が新芽となって、またそれを摘みます。それを2〜3回繰り返します。 順に「一番茶」、「二番茶」、「三番茶」といいます。場所によっては四番茶まですることも有ります。なんと云っても一番茶の時期は気温が低く摘採の期間が長くとれ、 高品質で収量も多くなり、茶価も高く茶農家にとっては一番の収入源になります。従って一番茶時期は農家は大変忙しくなります。 一番茶摘採から約50日で二番茶が始まり、それから一ヶ月後くらいから三番茶になります。チャは気温が18℃以下になると生育が落ちて、 10月頃に一番茶に古葉が入らないようにするために、茶株の刈り面を整える作業を行います。これを「整枝」といいます。その際に刈り取った硬い茶葉や茎は秋冬番茶と呼ばれます。

      
年間栽培管理表
茶樹の生育 管理作業 茶樹の生育 管理作業
1       7


三番茶萌芽期
三番茶生育期

夏肥(2回目) 病害虫防除

病害虫防除
2   春肥(一回目) 8

三番茶摘採期
冬芽形成
発根始め
三番茶摘採 土壌改良

秋肥(1回目) 深耕
3

初根 春整枝
春肥(2回目) 病害虫防除
防霜
9

  病害虫防除
秋肥(2回目)
4

一番茶萌芽期
一番茶生育期
   〃
芽出し肥 10

初根盛期 秋整枝
5

一番茶摘採期 一番茶の摘採
夏肥(1回目) 整枝
病害虫防除
11

 

病害虫駆除
6

二番茶萌芽期
二番茶生育期
二番茶摘採期
  12

冬芽休眠入 敷き草