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世界のお茶の産地detail

チャの樹は亜熱帯から温帯まで、弱酸性の土壌に適しており、多湿で朝夕に霧の発生する地形を好む特徴を持っていますのでこのような条件を持っていれば、どのような国においてもチャの樹の栽培が可能です。世界のお茶は、アジアが80%、アフリカで15%ほどが生産されています。FAO(国際連合食料農業機関)の統計によると、全世界で平成21年度のお茶の生産量(緑茶・紅茶・ウーロン茶の合計)は393.1万トンでここ数年増加しています。主な産地は中国で137.6万トン、インドは97.9万トン、ベトナムが15.4万トン、インドネシアが13.6万トン、アルゼンチン9万トンなどです。


詳しく見ていきましょう。お茶の産地として掲げられるのは、どのような国があるのでしょうか。まず中国で、ついでインドです。中国は緑茶・ウーロン茶・紅茶と幅広く生産しています。一方インドは、アッサムチャ(アッサム種=紅茶に向いている)が栽培されており、紅茶が主力に作られています。中国は、インドと並んで世界の2大産地の1つです。スリランカでは、主にアッサムチャ(アッサム種)が栽培されていますが、広大な山の斜面に栽培されているため、山裾から上に向かって茶摘が行われ、この作業は一年中チャの栽培で土地の高低の差を利用して摘採が行われます。スリランカのウバティ−は有名です。さらに、日本、インドネシア、トルコと続きます。ついでグルジアは、黒海に面した小国で、かつて、ソ連政府によってチャ栽培が進められました。ここは、緯度が岩手県と同じであるため北限に近い栽培地といえるでしょう。その外イラン、バングラディッシュなどもお茶が生産されています。ベトナムは緑茶が生産されていますし、南半球のニュ−ジ−ランドやアルゼンチンでも良質のお茶が生産されているのです。