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摘み取りのタイミングはdetail

時期はどうして決めるか

チャの摘採時期はどのようにして決めているか。それは生葉の品質と収量です。なるべく収量が多くてかつ品質が落ちない程度のタイミングを見計らって実施します。そのタイミングは昔から「出開き度」で判定します。新芽はやがて葉になる芽の元が5,6個巻き込まれていて成長するに従い開いていきます。この最後の葉を「止め葉」といいます。これが開いたときに「出開いた」といいます。一定面積内の全新芽数の内、出開いた新芽の割合を「出開き度」といいます。摘み取る時期は出開き度50〜80%、早摘みする場合は出開き度30〜50%が適期です。一番茶は摘採に適した機関は5〜7日間くらいです。



一芯二葉とは

左の写真は「一芯二葉」の部分を説明した物です。葉が4〜5枚開いた頃に上の方の「一芯二葉」を手で摘むのが極上のお茶の摘み方と云われています。新茶のごく初期の段階で手摘みによってこの柔らかい新芽の部分を摘み取ります。手摘みのお茶は手間のかかる作業で数量は余り取れませんのでかなり贅沢なお茶になります。この新芽の部分にうま味の元のアミノ酸類やカフェインやカテキン類が濃縮されていてうま味が断然強く色香りも申し分有りません。従って高価に取引されます。